格安SIMカードのすすめ

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ソフトバンクから格安SIMにMNP

ここではソフトバンクから格安SIMに乗り換える方法を説明します。 現在使用している電話番号をそのまま格安SIMでも使用したい場合にMNP(乗り換え)を おこなうことで、電話番号を変更せずにそのまま使用できます。

ソフトバンクから格安SIMに乗り換える手順

下記リンクでMNPする準備や注意点、音声通話つきプランとデータ通信専用プランの違いなどをまとめています。 このページを読んでいてわからないことがあれば、そちらをご参照ください。

乗り換え前に格安SIMが使用できる機種か確認

ソフトバンクのスマホで格安SIMを使用する場合に、利用しているスマホが「SIMロックの解除が可能な端末」であるかを確認しましょう。 SIMロック解除機能を搭載した製品についてはソフトバンクのHPでも確認ができます。

SIMロック解除の対象機種は、おもに2015年5月以降に発売された機種となっており購入日から181日目以降に可能となっています。もし購入日から180日以内の場合、 解除の手続きをすることが出来ないので注意してください。なお、2015年4月までに発売された「BLADE Q+」「ARROWS A 301F」「STREAM 201HW」「STAR 7 009Z」 「シンプルスマートフォン 008Z」の5機種については、購入した当日からSIMロック解除が可能です。

解約済み製品のSIMロック解除の手続きができる期間は、解約後90日以内となっており、解約済み製品のSIMロック解除の手続きは、契約をされていた本人のみが可能です。

MNP予約番号を取得する

格安SIMへ乗り換えをするには、MNP予約番号を入手する必要があります。ショップや電話、インターネットから予約番号を取得できます。 予約番号の発行はショップで申し込む場合は、申込時に転出手数料が発生します。電話やインターネットから申し込む場合は、乗り換えが完了すると転出手数料が発生し、 転出した日(移転先事業者への新規加入手続きを行う日)を含む請求月の利用料金と一緒に請求されます。

予約番号には有効期限があり、受け取りから15日間です。予約番号をもらってから契約するMVNOをえらぶと、有効期限内にMVNOへ申し込めなくなる可能性があります。 予約番号をもらう前にあらかじめ契約するMVNOを決めておきましょう。

ほかにも、現在使用しているスマホで格安SIMが使えるかの確認や、使えなかった場合に新しいスマホはどこで購入するかなど決めておいたほうが無難です。

ソフトバンクショップで取得する場合

近所にあるショップの窓口で予約番号を取得するときは、本人確認がされますので、運転免許証や健康保険証などの本人確認書類と、転出手数料を忘れずに持参しましょう。

もし、営業時間ぎりぎりに突然ショップに行った場合、受け付けてもらえないこともあります。行くつもりの店舗の営業時間・受付時間を確認しましょう。

電話で取得する場合

ソフトバンクの携帯電話からの場合 *5533
一般電話などからの場合 0800-100-5533
受付時間(オペレーター対応) 午前9時~午後8時(無休)

My SoftBankで取得する場合

iPhone、スマホ、4Gケータイ、AQUOSケータイ以外の3Gケータイから「My SoftBank」を利用して予約番号を取得することができます。 My SoftBankの各種手続きからMNP予約手続きへ、あとは画面の指示に従って記入をしましょう。

受付時間は午前9時から午後9時30分までとなっています。

音声通話SIMを購入する

格安SIMには「音声通話SIM」と「データ専用SIM」の2種類があります。現在使用している電話番号を引き継ぐには、音声通話SIMを選びます。 データ専用SIMでは電話ができないため、電話番号を引き継ぐことはできません。

MVNOでは格安SIMと同時にスマホ本体も購入できます。手元にソフトバンクのスマホがある場合、一部の機種をのぞけば新しくスマホを購入する必要はありません。 SIMカードを差し替えることで今まで使っていたスマホをそのまま使用できます。

音声通話SIM購入に必要なもの

MVNOから音声通話SIMを購入するとき必要になるのは、クレジットカード、予約番号、本人確認書類の3つです。

申し込みのときにクレジットカード情報、MNP予約番号を入力します。多くのMVNOでは支払いをクレジットカードでおこないます。 クレジットカードがないとそもそも申し込めないので注意しましょう。

予約番号には15日間の有効期限がありますが、MVNOごとに有効期限の残り日数を指定しています。たとえば有効期限が13日以上残っていないと使用できないというところもあります。 MVNOの注意事項を確認のうえ、余裕をもって申し込みましょう。

本人確認書類は申し込み後に必要になります。申し込み後に送られてくるメールの案内にしたがい、免許証やパスポートの画像をアップロードすれば完了です。 申し込みに使用した住所と書類の住所が違っている場合などは、さらに現住所が記載されている補助書類が必要になります。必要な書類をMVNOサイトで確認して準備しておきましょう。

格安SIM購入前の注意点

SIMを購入する前に注意してほしいことが2つあります。一つはSIMカードのサイズです。SIMカードには標準SIM、マイクロSIM、ナノSIMの3サイズがあります。 標準SIMが一番大きく、マイクロSIM、ナノSIMの順に小さくなります。使用予定のスマホの機種名でネット検索すれば、どのサイズのSIMかすぐに調べられます。

万が一サイズを間違えても、大きさを変更するアダプターやSIMカードカッターで対応できますが、余計な手間はないに越したことはありません。 アダプターやカッターはいざというときの手段として、注文のときは間違えないように注意しましょう。

もう一つの注意点は、ソフトバンクを解約するとキャリアメールが使えなくなることです。キャリアメールとは「~@softbank.ne.jp」「~@vodafone.ne.jp」 というドメインのメールアドレスのことをさします。格安SIMへ乗り換える前にあらかじめgmailなどのフリーメールアドレスを取得し、 今後キャリアメールで連絡ができなくなることをまわりに知らせておきましょう。

SIMを設定する

申し込みがスムーズに完了すれば3~4日、遅くても1週間前後にはMVNOからSIMが届きます。SIMと一緒に書類が同封されていることや、パッケージ自体に設定方法が記されている場合もありますので、封は丁寧にあけましょう。

すべての場合で当てはまるわけではありませんが、設定でおこなうのは回線の切り替え、または開通の手続きです。難しく感じるかもしれませんが、多くのMVNOのサイトでは設定手順を記したページが存在します。SIMと一緒に送られた設定書だけではうまくできるか不安だという人は、いつでもそのページを確認できるようにスマホ以外のネット環境を構築しておくことをおすすめします。

APN設定

同封されている書類にしたがってAPN構成プロファイルの設定をおこないます。この設定はWi-Fi環境があるところでおこなってください。

APN(アクセスポイントネーム)構成プロファイルとは、キャリアの回線にアクセスするために必要な設定のことです。回線の指定や、ユーザー名・パスワードなどを入力します。

ソフトバンクで使用していたプロファイルを削除して、MVNOのプロファイルを設定することで、格安SIMが使えるようになります。Android端末やWindows端末は、ユーザー名やパスワードなどをMVNOの説明にしたがって入力して設定します。

iOSの場合は、MVNOが用意したプロファイルをインストールします。インストールするためにはMVNOのサイトにアクセスする必要があります。つまりインターネットがつながっている必要があるのですが、プロファイルを削除した時点でいままでのデータ通信は使えなくなっています。絶対にWi-Fi環境があるところでおこないましょう。

回線切り替え

回線切り替え手続きをおこなうと、以前のキャリアが解約され、同時にMVNOとの契約が完了します。このとき、多かれ少なかれスマホが使えなくなる期間が発生します。問題はいつ・どれくらいスマホが使えなくなるかです。

少し前までは、格安SIMに乗り換えると数日スマホが使えなくなるのが一般的でした。インターネットで申し込んだ時点で回線が切り替わるものの、肝心のSIMカードが届くのに数日かかるためです。そのあいだ代わりの電話やインターネット環境があればいいのですが、スマホが唯一の通信手段なら数日も使えなくなるのは困ります。

しかし最近では最短1時間で開通する方法があります。「届出方式」などと呼ばれ、SIMカードが届いてからインターネットで申請することで回線手続きが完了します。回線切り替え手続きをおこなうまでは、電話もデータ通信もできます。手続きから通話や通信ができるようになるまでは、MVNOにもよりますが、だいたい1~2時間ほどかかります。どちらの方法なのかはMVNOによって違います。

回線の切り替え手続きが完了したら、音声通話SIMカードを差し替えます。入れ替えかたがわからない人は、使用している端末名とSIMで検索すれば、 SIMカードが入っている場所や入れ替えかたもわかります。SIMカードを購入する前に使用する機種の説明書をネットからダウンロードしておくと便利です。 SIMカードのサイズが合っていれば、入っていたSIMカードと同じように差し込むだけです。

ソフトバンクの解約手続きは必要がない

回線の切り替え手続きが完了するとソフトバンクとの契約は自動的に解約されます。そのため、ショップでの解約手続きをする必要はありません。 もし回線の切り替え手続きを行わない場合でも、1週間ほどで契約は解約されるため、格安SIMと二重に請求される心配もありません。

MNPはいつがお得?

MNPするとき、確認すべきなのが違約金です。各キャリアでは契約更新月以外にスマホを解約した場合、違約金を請求される場合があります。 無駄な出費をしないよう、自分の更新月の把握をしておくことをおすすめします。また、違約金以外にもMNP予約番号の発行手数料と、契約時の契約事務手数料が発生します。 これらの掛かる費用も考慮してMNPはおこないましょう。

また、各MVNOは端末のセールや、月額料金が数ヶ月無料になるキャンペーンをおこなっていることがあります。MNPするときは、各MVNOの特典内容をチェックしておくと得をするかもしれません。もっとお得に契約できたと後悔しないために、じっくり調べてみることをおすすめします。

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更新履歴

2017-08-03
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