月額1000円未満のデータ専用格安SIMの比較とランキング
月額の料金が1000円未満のプランは、データ容量が3GB以下のプランや低速通信でデータ容量無制限のプランが主流になります。家にWi-Fi環境がある方や、インターネット通信をあまりしない方におすすめです。
少しネットを利用するくらいでは、データ容量は大きく消費されません。しかし、動画サイトやネット通信を多くするゲームアプリをよく利用する方は、データ消費が多くなります。
特に動画サイトをよく利用する方は、データ容量を多く必要とします。そのため、月3GB以上のデータ容量が必要になってきます。
最後にインターネット通信の多いアプリの利用者ですが、これは動画アプリやゲームアプリなどがインターネット通信の多いアプリとなっています。Wi-Fiを利用せずにインターネット通信の多いアプリを利用すると、月のデータ容量が3GB以上超えてしまいます。
それ以外にもアプリのインストールやアプリの更新で多くのデータ容量を消費します。そのため、頻繁にアプリをダウンロードする方は月に3GB以上のデータ容量が必要になってきます。
安いからと言って月額1000円未満のプランを選び月のデータ使用量を超えてしまい、高速通信でネット通信ができなくなってしまう可能性があります。その場合、データ容量を追加で購入して月額の料金が高くなってしまう場合もありますので注意しましょう。
これらのことを踏まえ、ひと月に利用するデータ容量のことも考えて月額1000円未満のプランを選ぶようにしましょう。
それでは、月額の料金が1000円未満のプランのデータ専用の格安SIMでおすすめのMVNOを比較しランキング形式でご紹介いたします。
1位:DMMモバイル
DMMモバイルは、動画配信サービスや英会話、ゲームなどで有名な株式会社DMM.comが提供しているMVNOになります。
DMMモバイルでは、シングルコースとシェアコースの2つのコースから選ぶことができます。シングルコース、シェアコースともに下り最大500Mbps、上り最大50Mbpsの回線速度で利用が可能となっています。
プラン名 | 月額料金 | 回線 |
---|---|---|
ライトプラン(シングル) | 440円 | ドコモ |
1GB(シングル/シェア) | 480円 | |
2GB(シングル/シェア) | 770円 | |
3GB(シングル/シェア) | 770円 |
シングルコースは、データ専用SIMを1枚利用するコースです。
シェアコースではデータ専用SIMを最大3枚利用できます。3枚で10GBを分け合いながら利用するコースとなっています。シェアコースは家族で利用する場合や、ひとりで複数の端末を利用する場合に便利なコースとなっています。
DMMモバイルでは、そのほかにも契約者全員にご利用金額の10%をDMMポイントとして還元しています。
DMMポイントはDMM.comのサイト内で使えるプリペイド式の電子マネーです。DMM.com内であればゲームのアイテム購入や動画・通販のお支払いなどのさまざまなサービスで利用できます。
そのため、DMM.comの動画、ゲーム、通販などを多く利用する方はDMMモバイルにすることでよりお得になります。
2位:ロケットモバイル
ロケットモバイルは、株式会社エコノミカルが提供するMVNOになります。 Dプランの2GBプランでは、下り225Mbps、上り50Mbpsの回線速度で利用が可能となっています。
プラン名 | 月額料金 | 回線 |
---|---|---|
神プラン(無制限) | 298円 | ドコモ |
1GBプラン | 590円 | |
2GBプラン | 690円 | |
スーパー神プラン(無制限) | 719円 | |
3GBプラン | 840円 |
3GBのプランで一番安いところでは、ロケットモバイルの3GBプランが840円と一番安い月額料金となっています。
自分がデータ容量をどれくらい使うのかわからない場合に、特に大量にデータを消費する動画やゲームをしないなら3GBで様子をみてみるのがいいと思います。3GBはMVNOが扱うデータ容量の主流となっており、普段利用する分には3GBのデータ容量で十分だからです。
ロケットモバイルはロケモバポイントをためて使用することで月の料金を最大で0円にすることができるため、ほかのMVNOよりもさらに安くすることが可能です。1ポイントからの利用が可能となっており、1ポイントは1円として毎月の通信料金から割り引くことができます。
ロケモバポイントは、ポイントページでお手伝いを選択しアプリのダウンロード、会員登録、アンケートに答えるなどをおこなうことでためることができます。お手伝いの件数は、月間約5000件以上配信されているので、自分にあったお手伝いを選んでポイントをためることができます。
たまったポイントを利用しなかった場合は、繰り越しが可能なので翌月以降もポイントが利用可能となっています。ただし、直近でポイントを獲得した日から180日間新たなポイントの獲得がされていない場合は、保有ポイントが消滅してしまうので注意してください。
ロケットモバイルはロケモバポイントをうまく使うことによって月々の値段をほかのMVNOよりも安くすることができます。
3位:楽天モバイル
楽天モバイルは、楽天市場や東北楽天ゴールデンイーグルスなどで有名な楽天株式会社のグループ企業のMVNOになります。
ベーシックプランと3.1GBプランの2つが1,000円以下のプランとなっています。ベーシックプランは低速の無制限プランとなっており、下り最大200kbpsの回線速度となっています。3.1GBプランでは、下り最大262.5Mbps、上り最大50Mbpsの回線速度で利用が可能です。
プラン名 | 月額料金 | 回線 |
---|---|---|
10GBプラン | 525円 | ドコモ |
20GBプラン | 900円 |
楽天モバイルでは初月の月額基本料が0円のため、最初の月では事務手数料や端末料金、オプション料金などの支払いだけで大丈夫です。
さらに楽天モバイルでは、月々の支払い100円につき1ポイントの楽天スーパーポイントがたまります。たまった楽天スーパーポイントは端末やアクセサリーなどの購入、オプション料金の支払いに利用することができます。
付与する楽天スーパーポイントが楽天会員のランクアップ・ランクキープの対象になったため、ポイントがたまるほどランクアップしやすくなります。
楽天モバイルは楽天スーパーポイントがたまりやすくなっていますので、普段楽天市場や楽天ブックスなど、楽天のサービスを頻繁に利用される方におすすめです。
4位:mineo
mineoはドコモとauの2つの回線を持っている数少ないMVNOです。auの回線を使ったauプランと、ドコモの回線を使ったドコモプランの2つのプランで格安SIMを提供しています。
通信速度は速いほうで、月額料金も比較的安いというバランスの良さで、幅広い方におすすめです。
プラン名 | 月額料金 | 回線 |
---|---|---|
シングルタイプ500MB | 700円 | ドコモ/au |
シングルタイプ1GB | 800円 | |
シングルタイプ3GB | 900円 |
mineoでは、独自のコミュニティサイト「マイネ王」でパケットを贈ったり、譲ってもらったりできる仕組みがあります。フリータンク、パケットシェア、パケットギフトという3つのサービスです。
フリータンクは、mineoユーザー同士でパケットをフリータンクに貯めることで、必要になった際にフリータンクからパケットを受け取ることができるサービスになっています。
パケットシェアは、家族・友達・恋人とシェアグループを作成し登録したシェアグループ内でパケットを分け合えることができるサービスです。
パケットギフトは、マイネ王の中でほかのユーザーにちょっとした感謝を伝えるなど、あいさつ代わりにパケットを贈ることができるサービスとなっています。
このように、mineoにはパケットを分け合える仕組みがほかのMVNOと比べて多くあります。1,000円以下のSIMはどうしても容量が少ないですが、mineoならそのデメリットを打ち消すことができます。
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更新履歴
- 2017-08-03
- スマホランキング記事公開