月額1000円台の音声通話SIMの比較とランキング

音声通話SIMは音声通話機能がついていますので、スマホを電話としても活用する人におすすめです。月額料金が1000円台となるプランは、データ容量は3GBが主流です。

まず、自分が毎月に利用するデータ容量がどれくらいか把握をしましょう。自分がどのくらいデータ容量を使用するのかがわからない場合は、現在どのようにスマートフォンを利用しているかでだいたいわかります。

例えば自宅でWi-Fiが使用できる環境があり、出先でゲームアプリや動画などのデータ容量を多く消費するものを利用することがない方には3GBで十分だといえます。

また、月々のデータ使用量をどのくらい利用するか不安でしたら、現在利用しているスマートフォンの使用量を確認してみましょう。自宅でWi-Fiが使用できる環境でなくても、普段からスマホでネットをみたりしない方でしたら十分なデータ容量であるといえます。

月のデータ容量以外にも、MVNOを選ぶ基準としてはかけ放題のオプションやサービスがあるかを確認して選ぶようにしましょう。とくにネットの利用は少ないが電話を利用した通話が多い方はかけ放題のオプションやサービスが充実しているMVNOを選ぶほうがお得になります。

1位：楽天モバイル

楽天モバイルは、楽天市場や東北楽天ゴールデンイーグルスなどで有名な楽天株式会社のグループ企業のMVNOになります。

ベーシックプランと3.1GBプランの2つが1,000円以下のプランとなっています。ベーシックプランは低速の無制限プランとなっており、下り最大200kbpsの回線速度となっています。3.1GBプランでは、下り最大262.5Mbps、上り最大50Mbpsの回線速度で利用が可能です。

楽天モバイルは月額基本料が初月に限り0円のため、はじめて格安SIMを利用する人におすすめです。

かけ放題オプション「楽天でんわ」には、2種類あります。5分かけ放題とかけ放題です。

5分かけ放題は、月額850円で5分以内の国内通話が何度でもかけ放題で、通話が5分を超えた場合でも30秒10円と格安です。

かけ放題は、月額2,380円で国内通話が何分でも、何度でもかけ放題です。一回の通話時間が長い人におすすめです。

さらに楽天モバイルでは、月々の支払い100円につき1ポイントの楽天スーパーポイントがたまります。たまった楽天スーパーポイントは端末やアクセサリーなどの購入、オプション料金の支払いに利用することができます。

付与する楽天スーパーポイントが楽天会員のランクアップ・ランクキープの対象になったため、ポイントがたまるほどランクアップしやすくなります。

楽天モバイルは楽天スーパーポイントがたまりやすくなっていますので、普段楽天市場や楽天ブックスなど、楽天のサービスを頻繁に利用される方におすすめです。

2位：OCNモバイルONE

OCNモバイルONEは、国内最大規模のインターネット接続サービスであるOCNが提供するMVNOになります。

各コースでは、下り最大262.5Mbps、上り最大50Mbpsの回線速度で利用が可能となっています。

OCNモバイルONEでは、10分までかけ放題の定額オプションが設定されています。国内通話が1通話10分以内なら何度でもかけ放題で月額850円です。かけ放題を選ばない場合でもOCNでんわアプリを利用すると通話料が50%OFFになります。

OCNモバイルONEは、月額の利用料金がご利用開始月無料となっているため月初めに利用を開始すれば、ほぼ１カ月分無料で利用することができます。

また、月のデータ使用容量を使い切っても、200kbpsで通信が可能となっています。OCNモバイルONEには、バースト転送機能があるため200kbpsでもテキストベースのサイトの閲覧ではストレスなく閲覧が可能となっています。

データ容量を使いすぎた月には、専用アプリのOCNモバイルONEアプリを使うことで簡単にコースが変更できます。OCNモバイルアプリでは、そのほかにも契約状況が確認できたり、残りの通信容量が一目でわかったりする便利なアプリとなっています。

OCNモバイルONEは、頻繁に電話を掛けるが1回あたりの通話時間が少ない方におすすめです。

3位：mineo

mineoはドコモとauの2つの回線を持っている数少ないMVNOです。auの回線を使ったauプランと、ドコモの回線を使ったドコモプランの2つのプランで格安SIMを提供しています。

通信速度は速いほうで、月額料金も比較的安いというバランスの良さで、幅広い方におすすめです。

mineoでは、オプションに5分かけ放題サービスがあります。5分以内の国内通話が月額850円です。5分以内なら何回通話しても定額なので安心です。

他にも通話時間に応じた定額サービスも設定されています。最大30分定額で通話ができる「通話定額30」月額840円と、最大60分定額通話ができる「通話定額60」月額1,680円があります。

そのほかにもmineoでは自分の余ったパケットを贈ったり、相手の余ったパケットを譲ってもらうことのできる仕組みがあります。

フリータンクでは、mineoユーザー同士でパケットをフリータンクに貯めることで、必要になった際にフリータンクからパケットを受け取ることができるサービスになっています。

パケットシェアは、家族・友達・恋人とシェアグループを作成し登録したシェアグループ内でパケットを分け合えることができるサービスです。

パケットギフトは、マイネ王の中でほかのユーザーにちょっとした感謝を伝えるなど、あいさつ代わりにパケットを贈ることができるサービスとなっています。

このように、mineoにはパケットを分け合える仕組みがほかのMVNOと比べて多くあります。できるだけ料金を抑えたいけれど、データ通信をすることが多く3GBでは足りないかもしれないという人は、パケットを分け合えるmineoがおすすめです。

4位：イオンモバイル

イオンモバイルは、イオン株式会社が提供するMVNOになります。

下り最大375Mbps、上り最大50Mbpsの回線速度で利用が可能となっています。

ここまで細かく多くのプラン数が設定されている会社は、イオンモバイルの他にはないでしょう。各プランの月額料金を各社と比較してもこれほどの安さはありません。

また、申し込みに関してほとんどのMVNOではネットを通して行いますが、イオンモバイルは店舗でも申し込みが可能です。パソコンが苦手な方やスマートフォンに興味のある方がイオンでのお買い物のついでに気軽に申し込む事もできます。

イオンモバイルでは、全国のイオンの店舗で契約ができるため、即日受け取りができるという点も特徴となっています。ほかのMVNOと比べて店舗数が多いため、店頭での故障修理の受付や料金プランの変更などのアフターサービスがすぐに受けられます。

イオンモバイルでは、イオンでんわというイオンモバイルの公式アプリを使うことで音声通話が、国内通話の場合で一律10円/30秒になるサービスを受けられます。

そのほかにも、イオンでんわ10分かけ放題という月額850円のサービスもあります。こちらは10分以内の国内通話がかけ放題になるサービスとなっています。

イオンモバイルは、音声通話SIMを購入後にwebでのサポートではなく店頭でのサポートを受けたいと考えている方におすすめです。